国立国会図書館は5月15日(火)、1991年度から2000年度までに送付を受けた博士論文のうち約1万5000点をインターネットで公開しました。論文は国会図書館のサイト内で検索できるほか、リストがCSV形式で提供されています。
▽ http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2012/1194690_1827.html
公開されたのは、国立国会図書館が新たにデジタル化した約14万点の博士論文のうち、著者から許諾を得た約1万5000点です。残りの約12万6000点は、国立国会図書館内の端末からのみ閲覧できます。
論文は、国立国会図書館の公式サイト内にある「国立国会図書館デジタル化資料」で検索・閲覧できます。ただし、館内限定公開分は館外の端末からは閲覧できません。同サイトでは、インターネット公開分と館内限定公開分の論文リストをCSV形式で公開しています。
また、5月28日(月)には、国立国会図書館内のみで提供していたデジタル化した図書・古典籍のうち、2011年に著作権保護期間が満了したものや著作権者の許諾が得られたものなど約5万3000点をインターネットで公開します。
今回の公開で、国立国会図書館が公開しているデジタル化資料は200万点を超えたそうです。そのうち、インターネット公開分は約40万点です。