地域資源の情報を共有するデータベースサイト「CityData」に登録された「京都が出てくる本のデータ」が、はてなブックマークでじわじわと注目を集めています。リストアップしたのは、京都・岡崎の図書館で働く図書館司書で構成された学習グループ。小説やマンガ、ライトノベルなどに出てくる京都の位置データに加え、同グループによるオススメ度や内容紹介も記載されています。
▽ 京都が出てくる本のデータ
▽ 京都が出てくる本のデータ | ししょまろはんラボ
「京都が出てくる本のデータ」をまとめたのは、京都の図書館司書による学習グループ「ししょまろはん」です。『鴨川ホルモー』『高瀬舟』をはじめとする小説から、『わさんぼん~和菓子屋顛末記~』『マスターキートン』『いなり、こんこん、恋いろは。』といったマンガまで、京都が登場するさまざまなジャンルの作品をまとめています。
各作品に出てくる京都の印象的なスポットは、Google マップで表示。ページ左側のリストでチェックボックスにチェックを入れると、作品に登場する京都のスポットにピンが配置されるほか、作品の解説などが記載されたボックスが表れます。例えば芥川龍之介の小説『羅生門』をチェックしてみると、タイトルの由来になった京都市南区の「羅城門跡」が地図に表示されました。
京都を旅行する際は、このリストをもとに各作品の“聖地”を巡ってみるのもいいかもしれません。
- 作者:佐藤 両々
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2010/08/07
- メディア: コミック