書籍の校閲を専門とする校正会社の鴎来堂は11月上旬、東京・神楽坂に書店「かもめブックス」をオープンします。新しい本や人との出会いがあり、おいしいコーヒーも飲める、普通の日常に寄り添った店作りを目指すとのこと。常にネットで情報が手に入る時代だからこそ、教養として血肉にしていく読書の習慣を、本屋という形で考えていくとしています。
▽ かもめブックス|神楽坂|本屋 かもめブックス
かもめブックスは、神楽坂で半世紀にわたって営業してきた文鳥堂書店本店の跡地にオープンします。同じく神楽坂で校閲を手掛けている鴎来堂は、地元で愛されてきた書店の閉店を目の当たりにし、「やがて僕らは本を作ることだってできなくなってしまうんじゃないだろうか」と考えるようになったとのこと。常にオンラインで情報を入手できる現代での「本を読むという文化や習慣」を再定義する時期にきているとして、かもめブックスを通して読書という習慣を考えていきます。
ショップデザインやプロダクトデザインは、インテリアやアートワークを手掛ける「Leif.designpark」が担当します。併設するギャラリーでは、デザイン事務所の「G_graphics」による巡回展も開催。カフェでは、自家焙煎のコーヒー豆専門店「WEEKENDERS COFFEE」のコーヒーを堪能できます。