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テニミュ、8代目からバトンを受け取った新たな青学キャストが登場 ファンの前でお披露目イベント



ミュージカル『テニスの王子様』公式サイト

2003年にスタートしたミュージカル『テニスの王子様』は、許斐 剛さんが「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載していた同名マンガを舞台化した、いわゆる“2.5次元ミュージカル”のパイオニアとも呼ばれている作品。キャストを入れ替えながら原作の最終巻まで上演を繰り返し、2016年で14年目を迎えました。これまでの通算公演数は1,400回を越え、累計動員数は220万人を突破するなど、多くのファンに親しまれ続けています。

3度目の“全国優勝”を目指して始動した3rdシーズンは、2014年11月にスタート。これまでに不動峰、聖ルドルフ学院、山吹、氷帝学園と対決する4つの本公演を上演したほか、作中の楽曲を使用した「コンサート Dream Live」、初の試みとして各校にフィーチャーした「TEAM Live」を実施しました。

(左から)六角/青学(せいがく)

3rdシーズンの立ち上げから同作に出演していた青学(せいがく)8代目は、9月に大千秋楽を迎えた青学(せいがく)vs氷帝公演をもって卒業。お披露目イベントでは、新たな青学(せいがく)と次回の対戦校となる六角のキャストが、本公演に先駆けてファンの前に登場しました。

主人公・越前リョーマを演じる阿久津仁愛さんは、出演が決まった際の感想について「うれしさと不安が同じくらいの気持ちでした。家族や友達から『頑張って!』という言葉をもらったので、 頑張ろうという気持ちがより強くなりました」とコメント。不二周助役の定本楓馬さんは、ファンの前に初めて立った感想を「舞台袖ですごく緊張していたのですが、タカさん(チームメイトの河村 隆)が励ましてくれました。『こんなスリルはなかなか味わえない』と気持ちを切り替えて、舞台に出たら思い切ってできました」と、不二のせりふを交えながら答えます。

(中央左)葵 剣太郎役・矢代卓也さん(中央右)手塚国光役・宇野結也さん

役作りで心掛けていることとして、大石秀一郎役の松村 優さんは「副部長として周りに気を配って、みんなを支えられるように稽古場でも意識しています。 黄金(ゴールデン)ペアとしては、菊丸役の(永田)聖一朗といつも一緒にいるようにしています」と、副部長としてだけでなく、ダブルスプレイヤーとしてもすでに意識していると回答。相方となる菊丸英二役の永田聖一朗さんも「稽古中も帰りも一緒に過ごすようにしています」と返します。

桃城 武を演じる吉村駿作さんは、青学(せいがく)8代目で桃城を演じた眞嶋秀斗さんから「自分らしい桃城を見せてほしい」とアドバイスをもらったそう。阿久津さんは「(8代目・越前リョーマ役)古田さんからは、テニミュは体力作りが大事と教えてもらったので、家でも筋トレや素振りを毎日しています。あと『生意気さが足りない』と言われてしまったので、もっと生意気になれるように頑張ります」と話し、部長と副部長を演じる2人がうなずくというシーンも見られました。

最後に、手塚国光役の宇野結也さんは「歴史あるこのテニミュに参加できていることを誇りに思います。たくさんの先輩たちが築いてきたものをしっかり引き継いで、ここにいる青学(せいがく)、六角、そして氷帝のみんなと一緒に自分たちらしい公演を作っていきたいと思います」とコメント。六角の部長・葵 剣太郎を演じる矢代卓也さんは「千葉の古豪・六角中の名にかけて、僕達のテニスを見せたいと思います」と力強い言葉を残しました。

ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学(せいがく)vs六角は、2016年12月22日(木)から2017年2月12日(日)まで、全国5都市で上演されます。


(c)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
(c)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

文: あおきめぐみ

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