「修悦体」というフォントをご存じでしょうか。新宿駅や日暮里駅構内の案内板で使われていたフォントで、YouTubeやブログを中心に、ネットで話題になったフォントです。このフォントが、書籍化されることになったようです。

ガムテープで文字を書こう! ―話題の新書体「修悦体」をマスターして
- 作者:佐藤 修悦(さとう しゅうえつ)
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
「修悦体」を作ったのは、佐藤修悦さんという一般の警備員さん。もともと、駅構内で迷う人のためにガムテープを使って案内表示を作っていたのが始まりだそうです。佐藤さんのこだわりを持って作られた、目を引く色遣いや見やすいゴシック調の文字が、YouTubeやブログを中心に話題を集め、メディアにも取り上げられるようになりました。最近では映画「まぼろしの邪馬台国」のタイトル文字にも使用されたそうです。
今回発売されたこの書籍は、修悦体が生まれたきっかけや、修悦体を書く上でのポイントなどが解説されています。ブックマークコメントでは「どうせなら修悦体フォント作って添付しちゃえばいいのに」という声も。
「修悦体ってどんなフォント?」という方には、修悦体をネットで最初期に取り上げた企画集団トリオフォーによる以下の動画がおすすめです。