WBC日本代表、フィギュアスケートの世界選手権、サッカーW杯アジア予選と、最近大きなスポーツの国際大会が報じられています。国際大会の中継ともなれば地上波の中継では「ライバル激突」「因縁の対決」などのキャッチコピーが踊りますが、NHKではどうだったのか? 同じ試合の中継を民放とNHKで見比べた記事に注目が集まっています。
W杯アジア最終予選中継 「危機感を煽る民放」と「冷静なNHK」、どっちを選ぶ?|SPORTS セカンド・オピニオン|ダイヤモンド・オンライン
記事では、サッカーW杯アジア最終予選、日本―バーレーン戦についてNHK(BS1)とテレビ朝日(地上波)の中継を見比べ、試合前の番組内容や試合中の解説、途中経過の解釈まで細かく比較しています。テレビ朝日に関する描写では、「いきなりハイテンションで運命の試合が始まることを告げる」「因縁の相手であることを強調」「サッカー中継は興奮タイプの角沢照治アナが実況を担当することが多い」など、民放の中継の際によく見られる様子を淡々と描いています。また、双方の中継を見終わった後に受ける試合の印象も合わせて紹介。ずいぶん差がつくことがわかります。
対戦相手を細かく分析して演出し、試合中も応援にかける意気込みを表現する民放の中継の方が見ていて盛り上がる場合もあるでしょうし、冷静に解説するNHKが合う人もいるでしょう。タイプが違うスポーツ中継、楽しみ方は人それぞれですが、1つの試合でこんなに表現が違うということを知っておくと、どの局を選ぶかという別の楽しみが増えるかもしれません。