「財閥」というと、戦後のGHQによる財閥解体を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、現代のビジネスにもまだ根強く影響を与えているようです。企業同士のグループ関係について書かれた新書が話題になっています。
へぇ、あの企業はこのグループだったのか〜『日本の15大財閥』 菊地 浩之著(評者:荻野 進介):日経ビジネスオンライン
「三菱グループの社員が飲むビールの銘柄は?」「富士電機、富士通の「富士」の文字のいわれは?」など、ちょっと気になる質問から始まるこのエントリーでは、三菱・住友・三井などの有名財閥を中心に15大財閥の系譜などについて書かれた日本の15大財閥―現代企業のルーツをひもとく (平凡社新書)を紹介しています。はてなブックマークコメントでは、「富士通」の名前の由来や、各章末にまとめられた財閥ごとの企業系譜図に注目が集まっているようです。
こうした知識は普段の仕事ではあまり必要になることは少ないものの、知っておいて損することはない知識。現役のビジネスマンはもちろん、4月からの新社会人にもおすすめの一冊です。