震度6弱の揺れを観測した駿河湾を震源とする8月11日の地震のほか、日本各地で地震が相次いでいます。内閣府は8月21日、防災意識の向上などを目的として、ネット上で震度6強の体験シミュレーションができる「地震に対する予防行動・避難回避ロールプレイングゲーム」を公開しました。
震度6強体験シミュレーション
このゲームでは、まず最初に「家具固定あり/なし」「耐震強度あり/なし」の2つの質問から自分の状況を選択。「自宅のキッチンにいたときに、震度6強の地震が発生した」という設定からスタートして、場面ごとに用意された選択肢の中から、正しいと思う行動を選んでいきます。
実際に試してみた
テレビを見ていると、緊急地震速報が流れてきました。
場面はどんどん切り替わり、その時々で行動を選択していかなければなりません。選択が一番適切であれば、「GOOD!」が表示されます。
選んだ選択肢が適切でない場合は、100ポイントある「生き残り度」が減点され、上部に表示されている「生き残りレベルゲージ」が減っていきます。
強い揺れが発生し、家具なども倒れてきますが、選択しなければならない場面は次々にやってきます。
最後までやってみたところ、35点でした。
自分が選択した行動の結果、どんな被害に遭うか、またどのように対処するのが一番よいかなど、選択肢ごとにとるべき行動のアドバイスも合わせて表示さます。少しでも「生き残り度」がアップするよう、防災知識を試してみるのはいかがでしょうか。