今や定番となった感のある秋葉原のメイドカフェ。駅前に行けば、たくさんのメイドの格好をした店員さんが出迎えてくれます。はたしていつ頃から秋葉原にメイドカフェが登場しだしたのでしょうか。
秋葉原におけるメイド喫茶・コスプレ喫茶の歴史
1998年~2003年5月までの秋葉原におけるメイド喫茶(コスプレ喫茶)の開店/閉店状況が細かく記録されたこのページによると、1998年8月の「東京キャラクターショー1998」に現在のメイドカフェのルーツがあるようです。このイベントに出展していたブロッコリーのブースに、「Piaキャロットへようこそ!! 2」(アンナ・ミラーズのようなかわいい制服を着たキャラクターで好評を博したゲーム)の世界観を模した喫茶店が設置され、好評を博しその後のメイドカフェにつながっていくことになったとのことです。
その他、このページでは2003年5月までに開店した「Cure Maid Cafe」「Cafe Mai:lish」など、現在でも人気のメイドカフェのルーツについても知ることができ、メイドカフェ好きならずとも貴重な資料となっています。今や秋葉原の定番になったように思えるメイドカフェですが、意外とその歴史は10年ほどしか経っていないんですね。なお2003年5月以降についてはページ内ではまとめられておらず、「メイドカフェ・スタイル~お帰りなさいませご主人様~」の参照とのことです。