京都精華大学の現役学生による『フミ子の告白』など、自主制作アニメーションがにわかに注目を集めていますが、別の若手映像作家によって公開されたアニメ作品が、はてなブックマークで新たに話題になっています。現実世界とテレビの中の世界が交錯する作品の内容は以下の通り。
オープニング画面。『the TV show』が始まります。
いろんな場面の映像が次々に流れます。前の映像が、次の映像のテレビ内で放送されている「番組」という位置づけになっています。
ある時点から、それぞれの映像世界の登場人物が別の映像に登場するように。
最後にはいろんな世界が入り乱れての大乱闘に。もはや何が何だかわかりません。
この映像を制作したのは、1983年生まれの映像・アニメーション作家である椙本晃佑氏(公式サイト)。2004年頃から独学で映像を学び始め、これまでに「SMAP×SMAP」(フジテレビ系列)のジングルや、「MUSIC ON! TV」内の「動画戦隊!アニメンジャー」のオープニング、つしまみれやketchup maniaといったアーティストのミュージックビデオなどを手がけています。またテンポの良い映像によく合ったBGMは、マナベタカユキ氏によるもの
この動画に対し、はてなブックマークのコメント欄では「色彩感覚とレイアウトが素晴らしい」「3分が短すぎる」「構成うまい!」といった賞賛のコメントが集まっています。
もともとは12月2日にYouTubeにアップされた動画に、たくさんのはてなブックマークが集まっていましたが、7日には高画質のHD版もアップされ、こちらも話題を集めつつあります。HD版の「the TV Show」はこちらからどうぞ。