日本を代表するフラッグ・キャリアだった日本航空(JAL)は1月19日、子会社の日本航空インターナショナル、ジャルキャピタルの2社とともに、東京地裁に会社更生法の適用を申請、受理されました。JALのトップページには1月20日現在、「JALは、飛び続けます。」というタイトルのページへのリンクが用意されています。
▽ JAL - JALは、飛び続けます。
「JALは、飛び続けます。」のページでは、日本航空が企業再生支援機構の支援の下で再建を目指すことについての報告とともに、JALグループ便がこれまで通り運行されること、乗客の大きな関心事であった株主優待券もこれまで通り利用可能であること、マイレージが引き続き利用できることが説明されています。また、株主や乗客の問い合わせ先もまとめて紹介されており、電話番号と電話の受付時間が確認できます。
負債総額は、日本航空が約6715億7800万円、3社合計では約2兆3221億8100万円で、戦後4番目の大型倒産に。一般の事業会社としては最大規模の倒産となっています。航空会社では、2005年のデルタ航空(米国)、2002年のユナイテッド航空(米国)に次いで3番目となっています。詳細を伝えている帝国データバンクの「大型倒産速報」にも注目が集まっています。