1月29日に行われた任天堂の第3四半期決算説明会。岩田聡社長の講演内容全文が、任天堂の公式サイトで公開されています。
▽2010年1月29日(金) 第3四半期決算説明会 任天堂株式会社 社長 岩田聡 講演内容全文
こちらのページでは、決算概要や日本・米国・欧州におけるゲーム市場の現状、自社商品の販売台数、新作ソフトの発表など、日本有数の企業である任天堂の動向を確認することができます。
その中でも興味深いのが、ハードの販売台数。同社の据置型ゲーム機の累計販売台数は「ファミリーコンピュータ」の6191万台がトップでしたが、6745万台を売り上げた「Wii」がついに上回ったそうです。携帯型ゲーム機でも「ニンテンドーDSシリーズ」の売上が1億2513万台に到達し、「ゲームボーイシリーズ」の1億1869万台を超え、あらたな金字塔を打ち立てました。
また、同説明会では新作ソフトについても触れられており、2010年も続々と注目作がリリースされるとのこと。一番の目玉は、ニンテンドーDS向けソフトとして販売される『ポケットモンスター』シリーズの最新作。まだ全容は明らかになっていませんが、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』以降、4年ぶりとなる完全新作だけに、続報が気になります。
そのほかの年内販売予定ソフトはこちら。
『黄金の太陽』の最新作 (ニンテンドーDS・年内)
『ゼノブレイド』(Wii・2010春)
『METROID Other M』(Wii・2010年夏)
『ラストストーリー』(Wii・年内)
『スーパーマリオギャラクシー2』(Wii・年内)
ハードはもちろん、ソフトのクオリティの高さも注目されている任天堂。2010年も、ユニークな商品展開でゲーム好きを魅了してくれそうです。
説明会の様子は、動画でも確認することができます。
▽任天堂株式会社 2010年3月期 第3四半期決算説明会