2008年7月、すい臓癌のため47歳という若さで亡くなったアメリカ・カーネギーメロン大学の終身教授、ランディ・パウシュ氏。以前にも大きな話題になった彼の「最後の授業」の様子を収めた動画が、今再び注目を集めています。
コンピュータ科学を専門とし、アメリカでも有数の名門工科大学であるカーネギーメロン大学で教授を務めていたランディ氏。医師から「余命あと3ヶ月から半年」と告げられた彼が2007年9月に行った「最後の授業」の様子は、ネットに動画がアップされるやいなや瞬く間に評判となり、「最後の授業」というタイトルで本としても出版されました。
「夢の実現」をテーマにした授業では、自身の経験を随所にユーモアを交えながらいきいきと話すランディ氏の姿が印象深く、そして何よりも「謝りを指摘されない環境は自分のためにならない。批判は愛情の証。」「好奇心を忘れないことは、生きる原動力になる。」といった言葉の数々には、見ているだけで勇気を与えられます。
はてなブックマークのコメント欄でも、「感動した」「1年くらい経ったらまた見たい。」といった声が集まっていたランディ氏の「最後の授業」。前にも見たことがあるという人も、今見直すとまた違った発見があるかもしれませんね。動画の再生はこちらからどうぞ。(全部で9本あります。)