連休が明けたこの時期、「どうしてもやる気が起きない」「常に身体がだるい」など、いわゆる「5月病」の症状が現れている人はいませんか?職場や学校など、環境の変化によるストレスが原因で起こると言われている5月病。今回は、そんな「5月病を乗り越えるためのヒント」をご紹介します。
■“5月病”って何?原因は?
まずはそもそも5月病とは何なのか、その症状や原因を見ていきましょう。
▽5月病について
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一般的に5月病とは、ゴールデンウィークを過ぎたあたりから現れる「無気力になる」「仕事に集中できない」「疲労感が取れない」といった症状を指します。決められた定義や概念はありませんが、その多くは職場や学校など、春からの環境の変化に伴って溜まったストレスや、就職や進学といった大きな目標を達成したことによる開放感などが原因と言われています。
■5月病を乗り越えるために
では、5月病にならないためには、また万が一なってしまったら、どんな点に気を付ければいいのでしょうか?
<上手く行かない時こそチャンスと考えよう>
▽5月病にならないための10カ条--心の健康診断(1) - ZDNet Japan
こちらのエントリーで紹介しているのは、5月病にならないための10ヵ条です。
- 1.「○○せねば!」の完璧主義をやめる
- 2.焦らない
- 3.1人で悩まない
- 4.自分を知る
- 5.規則正しい生活をする
- 6.食生活に気をつける
- 7.睡眠を十分にとる
- 8.気分転換する
- 9.自分の時間を確保する
- 10.不必要なプライドを捨てる
まずは“必要以上に無理をしない”のが大切です。新しい仕事や職場でなかなか思うように仕事が進まないこともありますが、そんな時は自分を振り返るチャンスと考えてみましょう。食生活や睡眠など、規則正しい生活も基本になります。また趣味の時間を作るなど、自分の好きなことをして気分転換をしてみましょう。
<無理している自分と対話してみよう>
▽五月病を乗り越える6つのステップ (1/3) - ITmedia エンタープライズ
またこちらは、5月病を乗り越えるための6つのステップです。
- 1.ストレスに感じ、自信を失っていることを探す
- 2.「何に無理をしているのか」をまとめる
- 3.不満を口に出す
- 4.無理している自分と対話する
- 5.無理をしてきた自分にねぎらいの言葉をかける
- 6.今起きていることで、何が得られたかを考える
憂鬱な気分になった時は、「何がその原因になっているのか」を見直し、無理をしている自分と対話するのも有効です。不満に思うことを書き出したり声に出すことで、何がストレスになっているのかが見えてくるはず。また、どんな物事にもプラスの面とマイナスの面があります。マイナス面ばかりでなく、「今起きていることで、何が得られたか」についても考えてみましょう。
■5月病に効く本は?
また、今までの自分をハッとさせてくれるような“本”との出会いも、5月病を乗り越えるヒントになるはずです。
▽404 Blog Not Found:五月病に効く10冊
こちらはアルファブロガーとしても知られる小飼弾さんがオススメする、5月病の季節に読みたい本のリストです。自身の著書でもある「小飼弾のアルファギークに逢ってきた」をはじめ、「凹まない人の秘密」「あなたの職場のイヤな奴」など、全部で10冊が紹介されています。
特に新入社員のみなさんは、はりきりすぎたり思い通りにいかなかったり、ストレスを抱えてしまいやすい時期だと思います。「5月病かな…?」と思ったら、まずは一旦肩の力を抜いて、自分と向き合う時間を作ってみましょう。
Title Photo by MandCo