米国で爆発的な人気を誇っている、Apple社製のタブレット型コンピュータ「iPad」。日本でも、ようやく発売日が5月28日に決定し、すでに予約が殺到しています。iPadの機能の中でも、特に注目されているのが「電子書籍」ですが、5月10日、日本発のiPad用書籍リーダー「i文庫HD」がリリースされました。価格は600円です。
▽i文庫HD
nagisa works.が発表したこちらのアプリは、すでにリリースされているiPhoneアプリ「i文庫」のiPad版。日本国内で著作権が消滅しているか、もしくは著作権者が許諾した文学作品が収集・公開されている「青空文庫」の中なら、230の作品を楽しむことができます。ルビや字下げ、ページ数、タイトルなどの表示、しおりといった基本的な機能から、文字や背景、表示方向を変更・保存できるカスタマイズ機能まで、利便性に富んだ仕様が魅力的。また、青空文庫の閲覧のみだけでなく、PDF、txt、jpg入りzip などのファイルを iTunesから取り込むことも可能です。
そして、なんといっても驚くのはそのユーザーインターフェースの美しさ。まるで本を手に持っているかのように、ナチュラルな動作が実現しています。
▽http://www.youtube.com/watch?v=4EXeSOK9-5U
ますます発売への期待が高まるiPad。今後もバラエティに富んだアプリがリリースされそうですね。