2011年3月より営業運転を開始する東北新幹線。これに先立ちJR東日本がこの新型車両の愛称を一般募集、150,372件もの応募の中から「はやぶさ」という名前が選ばれ、このほど正式発表されました。実はこの応募キャンペーン、開始直後よりネット内で話題になっており、今回もこの結果に関してさまざまな意見が飛び交っています。一体、その理由とは・・・?
▽[PDF] 新しい東北新幹線の列車愛称等の決定について ~2011年3月から新型高速新幹線車両(E5系) 営業運転開始~
東京~新青森間を最高速度300km/hで繋ぐ「はやぶさ」。その車体は鮮やかなブルーグリーンに、まっすぐ伸びるピンクのラインと、これまでにない珍しいカラーリングですが、どこかで見たような色味…。そう、ニコニコ動画から火がついたVOCALOIDキャラ「初音ミク」の髪やヘッドフォンとそっくりなのです。ネットでは、愛称の公募が始まった直後からこの車両の愛称を「はつね」にしようという動きがあり、今回の結果発表も注目されていましたが、「はつね」は応募数2位。惜しくも選出されることはありませんでした。
しかし、今回の応募で1位だったのは、2002年に廃止された特急と同じ名前の「はつかり」で「はやぶさ」は7位。選出理由は「スピード感があり親しみやすい愛称であるため」とのことですが、首位の「はつかり」が選出されなかったこと、小惑星探査機「はやぶさ」と同名であること、冬の渡り鳥・雁に由来した「はつかり」の方が土地色が強いことなどから、「なぜ?」という疑問の声が上がっています。