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アップビートの曲は危険?交通事故を起こしやすい曲とは



運転中に聴くと交通事故を起こしやすい曲

現在、はてなブックマークで話題になっているこちらのエントリー。この中では、イギリスの自動車関連調査プロモーション機関「RAC Foundation」が発表したとされる、交通事故を起こしやすい曲のリストが紹介されています。

「ワルキューレの騎行」リヒャルト・ワーグナー
「ファイヤースターター」ザ・プロディジー
「レッド・アラート」 ベースメント・ジャックス
「インソムニア」フェイスレス
「レクイエム」ジュゼッペ・ヴェルディ

以上の5曲が挙げられていますが、ワーグナーやヴェルディといったクラシック音楽家から、ザ・プロディジー、フェイスレスなど、テクノ・エレクトロニックミュージックのジャンルで活躍する近年のミュージシャンまで、アーティストのジャンルはさまざま。一見すると何も共通点がないように見受けられますが、実は、音楽の“テンポ”に、「事故を起こしやすい」秘密が隠されているようです。

一般的に、音楽のテンポを示すBPM(Beats per Minute)という数値が60を超える曲を聴くと心拍数と血圧が上昇。興奮状態になることにより、運転時の集中力低下や決断力の低下をもたらすようです。また、アップテンポではないクラシック音楽も、音数の多さや音の強弱の反復により、ダンス・ミュージックのような速いテンポの曲とと同じ効果があるとのこと。アップビートの曲が運転中にかかると赤信号を無視するケースが増え、事故率も2倍になると言われているようです。

同エントリーの中では、運転中に聞くとよい音楽もリストアップ。こちらはテンポがスローで、音にあまり変化がなく、リラックスできる曲がオススメだそう。

どうやら運転中は「アップビートの曲」「音数の多さや音の強弱の反復がある曲」は避けたほうがよさそうですね。ドライバーの方はBGMを選ぶときの参考にしてみてください。

文: タニグチナオミ

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