今年で生誕110周年を迎える、フランスの作家サン=テグジュペリ。『夜間飛行』『人間の土地』といった作品を残した彼の作品の中で、最も愛されているのが1943年に発刊された『星の王子さま』です。本日、この名著を元にした日本初のテーマ型パーキングエリア「寄居 星の王子さまPA」が、関越自動車道上り線にオープンしました。
▽http://lpp.driveplaza.com/
綺麗に整備された施設、充実したフードコート、多様化するサービス。ここ数年で、高速道路のサービスエリア・パーキングエリアは大きく様変わりしています。6月30日にオープンしたこちらの「寄居 星の王子さまPA」(埼玉県深谷市)も、日本初のテーマ型パーキングエリアとして、注目を浴びています。
コンセプトとなるのは、もちろん名作『星の王子さま』。施設内は「エントランス&ガーデン」「サテリット」「レストラン&ショップ」「トイレット」の4つのエリアに分かれています。「エントランス&ガーデン」には、王子さまの像やバラ園、散策路が。飲食外売店とテラスからなる「サテリット」には、オシャレな外装のパン屋、オムライス屋、ソフトクリーム屋、カフェなどが軒を連ねます。「レストラン&ショップ」には、ビュッフェ形式のレストラン「ル・プチ・プランス」で南フランス・プロバンス地方の家庭料理が味わえるほか、限定グッズが並ぶ売店もあり、どこを巡っても『星の王子さま』の世界を存分に味わえるパーキングエリアとなっています。
往年のファンにはたまらない「寄居 星の王子さまPA」。休憩のために寄る、というより“目的”として訪れる人が多くなりそうですね。