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夏の風物詩「ペルセウス座流星群」8/12~8/13にピーク 今年は好条件



AstroArts:【特集】2010年 ペルセウス座流星群

ペルセウス流星群は、毎年7月下旬から8月20日まで出現するという、比較的長期間見られる天文現象です。彗星から放出される「流星ダスト」が太陽系の軌道を周回し、その後地球の大気圏に突入することで流星として見られるというのが流星群の仕組み。ペルセウス流星群の母天体は「スイフト・タットル彗星」で、この彗星の流星ダストが地球に最接近するのが8月12日と13日となり、流星の出現数もピークを迎えるということです。

流星が飛び出してくる「放射点」があるペルセウス座は、夜半過ぎに北東の高い空へ昇るとのこと。また、今年は8月10日が新月ということもあり、月明かりの影響を受けることなく観測できるそうです。


2010年8月ペルセウス座流星群:国立天文台

国立天文台では8月11日の夜から15日の朝までの期間中、「夏の夜、流れ星を数えよう」キャンペーンを実施しています。このキャンペーンは、流星群のピークとなる期間中に15分以上空を眺め、観測できた流星の数を「報告ページ」に報告するというもの。キャンペーン中の報告を元に、流星の出現数の変化などがリアルタイムで集計されるとのことです。

文: あおきめぐみ

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