ソフトウェア関連分野の開発者を発掘・育成することを目指し、独立行政法人 情報処理推進機構が実施している「IPA未踏IT人材発掘・育成事業」。これまでに著名な開発者を輩出してきた同事業の公募締切が、9月30日に迫っています。
IPA未踏IT人材発掘・育成事業では、ソフトウェア関連分野の開発者を対象に、先進的な開発テーマを公募しています。募集カテゴリーは、「本体」と「ユース」(2010年4月1日時点で25歳未満の開発者が対象)の2つ。
▽ 公募:2010年度未踏IT人材発掘・育成事業 未踏(本体)公募概要:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
▽ 公募:2010年度未踏IT人材発掘・育成事業(未踏ユース)公募概要:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
業界をリードするプロジェクトマネージャーのもと、開発を進めることができるのも同事業の魅力のひとつです。ロボット工学者の石黒浩氏(大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授)、iモードを立ち上げた夏野剛氏(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授)をはじめ、そうそうたるプロジェクトマネージャーが名を連ねています。
▽ 2014年度 未踏IT人材発掘・育成事業 プロジェクトマネージャー(PM)一覧:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
例年、上期と下期、年2回の公募が行われてきましたが、2010年度の公募は今回のみ。締切は2010年9月30日(木)正午です。応募の際には、IPAが発行する申請用電子証明書が必要で、「証明書取得には2~3日を要しますので、証明書の取得はお早めにお願いします。」とのこと。日ごろあたためてきた開発のアイデアがあるという人は、この機会に応募してみてはいかがでしょうか。