「子どもと大人で見え方が違う絵」「“右脳派”と“左脳派”で回転の向きが違う動画」など、ネット上では人によって違って見える画像・動画がしばしば話題になります。最近はてなブックマークで盛り上がっているのは、「普通の視力の人にはアインシュタインに見えるが、近眼の人にはマリリン・モンローに見えてしまう」という絵。一体、どんな絵なのでしょうか?
その画像が掲載されているのが、上のエントリー。近眼の筆者が試してみたところ、確かに眼鏡をかけた状態ではアインシュタインが見えますが、裸眼の状態にするとマリリン・モンローが現れてきました。視力が良好な人でも離れて見ることで同じ効果を体験することができるようです。
実は、これはマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者が開発した「ハイブリッドイメージ」と呼ばれるだまし絵作成の技術で、近距離では輪郭のハッキリした画像が見え、遠距離では輪郭のぼやけた画像が見えやすくなるという人間の視覚特性を活かしています。はてなブックマークでは2007年に、以下のGIGAZINEの記事で話題になったことがあります。下には他にもこうした画像が多数掲載されているサイトを紹介しておきました。興味のある方はぜひ見てみてください。