フタを途中まではがし、カップ内側の線までお湯を注いで3分――誰もが知っている「カップヌードル」の作り方ですが、カップの上からではなく“下”から食べるとどうなると思いますか?実際に“カップヌードルを底から食べる”実験を行ったエントリーに注目が集まっています。
▽ カップヌードルを底から食べる.
こちらのエントリーでは、おなじみのカップヌードル(シーフード味)を逆さにし、底のほうから食べるというユニークな実験を行っています。まずはカッターナイフを使ってカップの底を円形にカット。カットした部分を外してお湯を注ぎます。具材はフタ側に乗せられているため、底から開けると麺しか見えない状態ですが、注目したいのはカップの内側の部分。なんと底のほうにも“お湯はここまで”の印のような線が入っています。まさかカップヌードルは底から食べることも想定されているのでしょうか?
外した底の部分を元に戻して3分待てばいよいよ完成です。実験を行った筆者によれば、味は底から食べても普通のシーフード味で、カップを持ち上げても表のフタが外れることはなかったとのこと。ただし具材が取り出しづらく、またカップが円すい型のため、逆さにすると口が狭くなり食べにくいのが難点だったそうです。
▽ http://www.nissinfoods.co.jp/knowledge/madeby/cupnoodle/wisdom.html
はてなブックマークのコメント欄でも「どうして深夜はこういうネタにくいついてしまうのでしょう… 」「愛すべきばか」「下の線に吃驚した」といった声が集まっていたこの実験。日清食品の公式サイト「もっと知りたい」のページによれば、実はカップヌードルはカップの下部を空洞にして輸送時の破損を防いでいるそう。底に当たって壊れないように麺をカップの中間で固定しており、上記ページ内の写真でもちょうど線の下あたりが空洞になっていることが分かります。また麺は下に行くほど“疎の構造”になっており、注いだ熱湯が下からも行き渡ってほぐれやすくなっているのも特徴です。上記ページでは、他にもカップヌードルのパッケージに秘められた様々な工夫を知ることができます。