一年中、国内外問わず多くの観光客が足を運ぶ観光地、京都。社寺仏閣や美術館など、たくさんの観光スポットの情報と同時に、気になるのがおみやげの情報ではないでしょうか。そこで今日は、京都在住5年目の筆者が独断でオススメする、8つの京都みやげを選んでみました。友人や上司、家族はもちろん、自分へのおみやげとしても買いたくなるものばかりです。
■和洋菓子とお茶、調味料
<二條若狭屋の家喜芋>
▽ 二條若狭屋
大正6年に、「総本家若狭屋」からのれん分けして生まれた「二條若狭屋」。初代が考案したという「家喜芋(やきいも)」は、京都・丹波産の山芋をふんだんに使ったお饅頭です。大(こしあん)、中(つぶあん)、小(しろあん)の3種類があり、取り混ぜて購入することができます。「かご入ふきん付」のセットに付いてくる、オリジナルのふきんがかわいいです。
<甘春堂の茶寿器>
▽ 京都・京菓子の老舗 甘春堂 本店
「普通のおみやげじゃつまらない!」という方にオススメなのが、甘春堂の「茶寿器(ちゃじゅのうつわ)」。一見、干菓子に抹茶茶碗がセットになった商品に見えますが、実はこの器、お菓子でできています。食べることはもちろん、きちんとお茶をたてることも可能。洋風が好みな方には、ティーカップを模した「西方瑠璃」もあります。遊び心たっぷりのおみやげで、相手を驚かせましょう。
<マールブランシュの茶の菓>
▽ ブランド トップページ/京都 北山 マールブランシュの公式サイト
京都・北山にあるスイーツショップ「マールブランシュ」の人気商品が、こちらの「茶の菓」。特別な方法で栽培された宇治の茶葉を、たっぷりと使用したラングドシャです。濃茶のほろ苦い香さと、抹茶本来の甘さ、間に挟まれたホワイトチョコとのコラボレーションがたまりません。本店のほか、「京都高島屋」や「JR京都伊勢丹」でも販売されています。
<一保堂茶舗のお茶>
▽ 一保堂茶舗
京都の宇治発祥の「宇治製法」でつくられたものを中心に、「京銘茶」のお茶を扱う日本茶の専門店、一保堂。中京区にある本店は、抹茶や玉露、ほうじ茶といったさまざまな日本茶の販売はもちろん、自分でお茶を淹れて楽しめる喫茶室「嘉木(かぼく)」も併設されており、とことんお茶を楽しめる店舗となっています。
<原了郭の黒七味>
▽ 香煎、黒七味の店・原 了郭
甘いものが苦手な人には、原了郭の「黒七味」を贈ってみてはいかがでしょう。「黒七味」という名の通り、珍しい真っ黒な七味には、唐辛子、山椒の実、白ゴマ、黒ゴマといった、7つの厳選された原材料が使われています。元禄16年創業と、300年以上にわたり京都の祇園で店を構えてきた名門店の逸品です。
■デザインがかわいい、生活雑貨
<裏具の文具>
▽ 裏具
今もたくさんの茶屋が並ぶ花町、宮川町の路地裏にあるのが裏具。お茶屋を改装したオシャレな店内には、はがきや封筒、便せんといったオリジナルの文具が並びます。和柄なのにモダンな愛らしいデザインに、一度見たらファンになってしまうこと間違いなしです。
<よーじやのあぶらとり紙>
▽ あぶらとり紙のよーじや
京都みやげのひとつとして有名なあぶらとり紙ですが、中でも有名なお店がこの「よーじや」。黒髪に紅をさした女性のイラストは、誰もが一度は見たことあるモチーフなのではないでしょうか。あぶらとり紙のほか、ハンドクリーム、コスメ、手鏡など、女性のおみやげにピッタリなアイテムがたくさん販売されています。
<鳩居堂のお香>
▽ 鳩居堂|お香、書画用品、はがき、便箋、金封、和紙製品の専門店
最後に紹介するのは、京都寺町の本能寺門前に店を構える「鳩居堂」のお香。平安王朝と同じ調香処方で、伽羅や沈香、白檀といった天然の原料を使っています。一方で、西欧の花の香りや森の香りといった現代風の香りをベースにしたものもあり、バラエティに富んだ製品を販売しています。お香や線香、におい袋のほか、書画用品やはがきなども。
■ほかにもいろいろ!京都のおみやげ
お菓子から文具まで、さまざまなおみやげを紹介しましたが、これはほんの一部です。京都には、まだまだ有名なお店や商品があります。ほかのおみやげが気になる方は、ぜひ下記のサイトでチェックしてみてください。
▽ 京都おみやげ
▽ 京都のお土産 • 京都パーフェクトガイド
Title Photo by Dakiny