“虚構のニュース”を取り上げるニュースサイト「虚構新聞」の記事を書籍化した「号外!!虚構新聞」の発売が、同サイトの特設ページにて発表されました。発売日は12月15日(水)で、価格は500円(税込)。全国の書店、コンビニ、ネット書店で販売されます。数々の“虚構”記事を生み出している虚構新聞ですが、どうやら書籍化は本当のようです。
▽ http://kyoko-np.net/gougai.html
▽ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/477308538X/
「号外!!虚構新聞」には、虚構新聞が過去に掲載した人気記事のほか、書き下ろしも合わせ240本以上の記事が収録されます。また広告記事や新規写真の追加、加筆修正なども施されているため、すでに読んだことがある記事でも十分に楽しめる工夫がされているそうです。240ページというボリュームについて、虚構新聞社社主のUKさんは「1日で読みきるのはおそらく難しいと思います。下手をすると1週間くらいかかるかもしれません」とコメントしています。
虚構新聞の書籍化を受け、はてなブックマークのコメント欄には「虚構新聞のことだし、出版なんて嘘に決まって…あれ?」「虚構なのか真実なのかわからん」というように、虚構新聞なだけに信じていいのか分からないといった声が集まっていました。
虚構新聞は、2004年に開設されたニュースサイトです。世間で話題になっている事柄をニュースとして取り上げていますが、そのすべてが“虚構”というのが他の媒体と違うところ。過去には「『はやぶさ』回収の微粒子、正体は『ハッピーパウダー』」「連日猛暑、東京タワー溶けて傾く」といった記事が掲載されており、あながち嘘ではないかもしれないと思ってしまいそうな内容で話題になっています。