農林水産省は2月17日(木)、絶滅種とされていた「クニマス」の再発見に貢献したタレントのさかなクンを、「お魚大使」に任命すると発表しました。任命式は、2月21日(月)に農林水産省で行われます。
▽ http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/gyosei/110217.html
お魚大使とは、消費者の“魚離れ”の食い止めや消費拡大を図るための推進活動を行うというもの。さかなクンの魚に対する幅広い知識や実績などが評価され、お魚大使に任命されました。今後さかなクンは、自身のサイトや各メディアを通じて情報発信を行い、農林水産省などが開催するシンポジウムへの出席といった活動を行っていくとのことです。
さかなクンは2010年に、山梨県の西湖から取り寄せた「ヒメマス」にクニマスと似た特徴があるのを見つけ、京都大学に調査を依頼。解剖や遺伝子解析の結果から個体がクニマスであると判明し、絶滅種の再発見に大きく貢献しました。
クニマスの再発見や“名前の呼び方”で話題を集めたさかなクンのお魚大使任命に、はてなブックマークのコメント欄では「さかなクンさんスゲー」「おい、さかなクンさんのこと呼び捨てにすんなや」「専門知識と広報力を両方兼ね備えた人なのだから、妥当だよなあ」といった声が集まっていました。