中国から貸与される2頭のジャイアントパンダが、2月21日(月)深夜、東京の上野動物園に到着します。上野動物園でのパンダの展示は、「リンリン」が死亡した2008年4月以降、約3年ぶりのことです。上野動物園のジャイアントパンダを紹介するサイト「UENO-PANDA.JP」もオープンしており、パンダに関するさまざまな情報や動画が掲載されています。
▽ ジャイアントパンダが2月21日に来園!(公開日は未定です)──2011/02/17 | 東京ズーネット
▽ 上野動物園のパンダ情報サイト「UENO-PANDA.JP」
来園するのは、2005年に中国・四川省にある臥龍保護センターで生まれた、ジャイアントパンダのオスとメス1頭ずつです。中国での名前は、オスが比力(ビーリー)、メスが仙女(シィエンニュ)。日本での名前は、一般公開の際にあわせて発表されます。飼育係によれば、比力はマイペースで少し人見知りをするタイプ、仙女は誰とでも仲良くなれるフレンドリーなパンダとのこと。上野動物園には2月21日の午後11時半頃に到着する予定です。検疫などの必要な手続きが終わり次第、一般公開に関する詳細が発表されるとのことです。
2月16日にオープンしたパンダの情報サイト「UENO-PANDA.JP」では、来園する2頭のジャイアントパンダが写真つきで紹介されています。これまで上野動物園で過ごしたパンダたちの情報や動画も見られます。
東京都は2010年7月26日に、中国野生動物保護協会とともに「ジャイアントパンダ繁殖研究プロジェクト」を進めるとして、ジャイアントパンダ保護研究実施の協力協定書に調印。この協定にもとづき、ジャイアントパンダ2頭の来園が決定しました。