ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は4月27日(水)、PS3/PSP用ネットワークサービス「PlayStation Network」とビデオオンデマンドサービス「Qriocity」への不正アクセスにより、4月17日(日)から19日(火)にかけてユーザーのアカウント情報が漏えいしていた可能性があると発表しました。
▽ PlayStation®Network/Qriocity™をご利用の皆様へのお詫びとお願い| プレイステーション® オフィシャルサイト
不正アクセスで漏えいした可能性があるユーザーのアカウント情報は次の通りです。
- PlayStation NetworkおよびQriocityに登録した、氏名、住所、Eメールアドレス、生年月日
- PlayStation NetworkおよびQriocityのパスワード
- PlayStation NetworkオンラインID
- 購入履歴、請求先住所、パスワード再設定用の質問への回答等のプロフィールデータ
- サブアカウントに関する上記情報(サブアカウントを作成している場合)
クレジットカード番号や有効期限に関する情報については、不正アクセス者に入手された可能性は完全に否定できないものの、現時点でその形跡は見つかっていないとのことです。
SCEはユーザーに対し、サービスの復旧後にPlayStation NetworkとQriocityのパスワードを変更することを強く推奨しています。不正利用を防ぐために、アカウントに登録している情報やクレジットカードの引き落とし履歴などの定期的な確認も呼びかけています。
PlayStation NetworkとQriocityの障害は日本時間4月21日(木)昼ごろから発生し、同サービスに接続できない状態が続いています。不正アクセスの発生を受け、SCEはサービスを一時的に停止するとともに、情報セキュリティ専門会社に調査を依頼し、ネットワークインフラの補強作業を行っています。障害に関する情報やサービス復旧時期に関しては、公式サイト上で更新されます。