資生堂の月刊誌『花椿』の4月号と5月号が、iPadやiPhoneで閲覧できる電子書籍「HANATSUBAKI for iPad/iPhone」としてApple Storeに登場しました。配信期間は8月31日(水)までです。
▽ 花椿 HANATSUBAKI | 資生堂
▽ 花椿 HANATSUBAKI | 資生堂
▽ 資生堂、企業文化誌『花椿』を電子書籍化して配信(PDF)
電子書籍化されたのは、3月5日に発売された『よむ花椿』4月号と、4月5日に発売された『みる花椿』5月号の2つです。ともに全ページ無料で閲覧できるほか、アプリでしか楽しめないコンテンツがあります。4月号の“体感小説”では、柴崎友香さんの書き下ろし小説「歩く銀座の物語」に効果音や写真が加えられており、絵巻物のように物語を楽しめます。5月号の特集「銀座アタリ行進曲」では、誌面を動画として楽しめる“体感映像”が収録されています。
本アプリのみの特典として、『花椿』に掲載された資生堂の広告や、同誌のアートディレクター・仲條正義さんによるイラストなど、オリジナルの壁紙がダウンロードできます。
『花椿』は資生堂が1937年に創刊した企業文化誌。2007年からは、ビジュアル中心の『みる花椿』と読みもの中心の『よむ花椿』を交互に発行しており、ファッションや文化に関するトピックを発信しています。「HANATSUBAKI for iPad/iPhone」の今後の展開について資生堂は、「読者アンケートやダウンロード数などを分析した上で検討していく」としています。