Googleが提供している日本語入力システム「Google 日本語入力」が、7月21日(木)にアップデートしました。Googleの公式ブログで、その変更点について詳しく解説しています。
▽ Google Japan Blog: Google 日本語入力をアップデートしました
▽ Google 日本語入力 – Google
主要な機能として、文字パレットと手書き文字認識機能が追加されました。Windows版では言語バー上にあるスパナアイコンから、Mac版では「アプリケーション>Google 日本語入力」フォルダから呼び出せます。これまで「読み」からは変換しづらかった記号や漢字が入力しやすくなっています。
変換機能では、処理速度と変換精度の両方が向上したとのことです。日付や時刻に関して特別な変換候補を提示する機能も追加されています。例えば、2011年7月22日に「きょう」と入力すると、「平成23年7月22日」「金曜日」「2011-07-22」などの変換予測が出てきます。また、午後12時30分に「いま」と入力した場合、「12:30」「12時30分」といった候補が現れるようになっています。入力できる記号も追加され、「うえつき」では「⁰」や「¹」などが、「したつき」では「₀」や「₁」などが変換可能です。
辞書機能では新しく登場した単語が登録されていたり、ユーザー辞書の品詞に「抑制単語」「サジェストのみ」「短縮よみ」が追加されたりとさまざまな変更が加えられています。その他の変更点は上記のエントリーで確認できます。
はてなブックマークのコメント欄には、「進化を止める気配がないな。手書き文字入力すら出来るようになったのか」「月曜日に『きょう』を変換すると『月曜日』が候補に現れます。これすごいな!あとで試す 」といった声が寄せられています。