惑星について研究する学問「惑星科学」を“体感”できるサイト「理の惑星」が、8月9日(火)にオープンしました。惑星や宇宙に関する最新の研究結果が確認できるほか、自分だけの惑星が作れる「惑星生成シミュレーター」が楽しめます。
▽ 理の惑星
「理の惑星」は、惑星科学の研究内容や成果が“体感”できるサイトです。監修は、惑星科学を研究している東京工業大学の井田茂教授と、JAXAの藤本正樹教授が行っています。
「理の惑星」では、3つのコンテンツが楽しめます。「物語を読む」は、研究者が自らの研究内容を物語化するというもの。物語というフィルターを通して、惑星の理を“体感”できます。物語は毎月更新されるとのことです。「宇宙を知る」は、惑星や宇宙に関する最新の研究結果を、「理の惑星」に関わる科学者たちが分かりやすく説明するコンテンツです。
「惑星を創る」では、惑星生成シミュレーターを使って、“自分だけの惑星”を作成できます。
恒星の質量や固体の量、ガスの量、円盤の寿命を選んだ後、宇宙空間に「惑星の種」を落とします。時間が経過するにつれ、惑星の種が恒星の周りをくるくると周りはじめます。うまくいくと小天体が生まれ、自動命名プログラムによって名前が付けられます。筆者が作った惑星は、「トヘロ856934」と名付けられました。惑星生成シミュレーターは、今後もバージョンアップしていく予定とのことです。