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70点以上で“要治療” 医療機関が公開した「インターネット依存度テスト」



http://www.kurihama-alcoholism-center.jp/tiar/

インターネット依存度テストを公開しているのは、独立行政法人国立病院機構久里浜アルコール症センターです。「ネット依存治療研究部門(TIAR)」を2011年7月に開設し、ネット依存の治療や研究、最新の治療情報の収集に取り組んでいます。同センターが2008年に行った調査によれば、20歳以上でネット依存が疑われる人数は、全国で270万人に上るとのことです。

インターネット依存度テストでネット利用の対象となるのは、パソコン、携帯電話、ゲーム機など、ネットに接続できるすべての機器です。テストには、「気がつくと思っていたより、長い時間インターネットをしていることがありますか」「インターネットの無い生活は、退屈でむなしく、つまらないものだろうと恐ろしく思うことがありますか」など、ネットに関する質問が20個用意されています。これらの質問に対し、ユーザーは「全くない」「まれにある」「ときどきある」「よくある」「いつもある」の5段階から最も当てはまるものを選んで回答します。

全項目に回答してボタンをクリックすると、20~100点の間で得点が表示されます。この得点が高いほど、ネット依存の度合いが強いそうです。得点別のネット依存の度合いは以下の通りです。

  • 【20~39点】平均的なオンライン・ユーザーです
  • 【40~69点】インターネットによる問題があります。インターネットがあなたの生活に与えている影響について、よく考えてみてください
  • 【70~100点】インターネットがあなたの生活に重大な問題をもたらしています。すぐに治療の必要があるでしょう

はてなブックマークのコメント欄には、「絶対やばいと思ってやってみたが、以外にも38点」「93点の俺はもうだめかもわからんね」「もちろん100点満点でした」との結果報告や、「スマホでいつでもどこでもネットが出来てしまう今の現実に追いついていない設問のように思う」と質問内容に疑問を抱く声など、さまざまなコメントが寄せられています。

文: あおきめぐみ

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