Googleは11月29日(現地時間)、Android版「モバイル Google マップ」に、建物の構内図を見られる「インドア Google マップ」機能を追加しました。最新版のモバイル Google マップ 6.0にアップデートすると使用できます。対応OSはAndroid 2.2以上です。2011年11月現在、日本国内の対応施設は、成田空港、羽田空港、首都圏の駅や百貨店、ショッピングビルなどです。
▽ Google Japan Blog: モバイル Google マップの新境地、構内地図が見られるようになりました。
▽ https://market.android.com/details?id=com.google.android.apps.maps&hl=ja
今回のアップデートで、屋外の地図だけでなく、建物の構内図も見ることができるようになりました。対応施設内で「モバイル Google マップ」を起動し、ズームインすると、構内図の表示に切り替わります。自動的に現在いるフロアが特定され、該当フロアの地図が表示されます。右側のメニューから表示フロアを切り替えることも可能です。空港内のゲートや駅の出口および改札の位置、店舗名のほか、トイレやATMの位置も確認できます。
2011年11月現在、「インドア Google マップ」機能は、アメリカと日本の一部施設のみ対応しています。今後も対応する駅や商業施設を追加していく予定とのこと。アメリカを含めた対応施設の一覧は、以下のエントリーで確認できます。
▽ http://www.google.com/support/gmm/bin/answer.py?hl=ja&answer=1685827&topic=1685871
はてなブックマークのコメント欄には、「なにこれすごい」「複数階の建物でも、どのフロアかを自動的に判別。試してみたい」「これで新宿駅地下迷宮の攻略が簡単になる」「梅田地下を希望」などの声が寄せられています。