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ディズニーからの“賠償金要求メール”は偽物だった 同人ゲーム作者が詳細語る



ホーム 電子小説「ハナコ」 公式サイト

話題となったゲームは、同人サークル「AmoRico」のコトハさんが開発した「ハナコ」です。追加コンテンツ「チコラジ」の一部シーンに、ミッキーマウスをイメージさせるキャラクターに対する“暴力的”な表現が含まれていました。

コトハさんは1月26日、Twitterで「ディズニーから苦情メールが来てました。 もの凄く怒ってるみたいだけど、大丈夫かな……」とツイートしました。送られてきたメールは「チコラジにキャラクター(ミッキー)に対する名誉破損の表現が含まれてる」という内容とのこと。相手側と連絡を取ったところ、ゲームの公開中止と開発中止、賠償金600万円を要求されたそうです。このことは、2ちゃんねるやはてなブックマークなどで大きな話題となりました。

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賠償金の要求を含む一連のメールについて、コトハさんは1月30日(月)、ディズニー関係者を装った“偽造メール”という見方をしていることをTwitterで報告しました。コトハさんが連絡を取ったディズニー関係者は「この件に関して一切ノータッチだ」と返答したそうです。

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この騒動の結末に、はてなブックマークのコメント欄には「これはディズニーならやりかねないと本気で思ってしまった。反省」「ほう。こんな詐欺もあるんだなあ」「プレイしてみれば分かるけど、悪意に満ちた作品ではないんだよなぁ、これ。かわいそうとしか言い用がない」など、さまざまな意見が集まっています。コトハさんはTwitterで、「僕が軽薄だったばかりに、ディズニーファンの方には大変申し訳ない事をしてしましました。もうこの様な事態が起らない事を約束します」として、公式サイトの更新停止とゲームの公開中止を発表しています。

文: あおきめぐみ

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