情報セキュリティの知識や技術を競うコンテスト「SECCON CTF」が、2月18日(土)~19日(日)に福岡の九州工業大学で開催されます。参加者は学生が中心で、チームを組んでクイズ形式の問題や実験ネットワーク内での疑似的な攻防戦に挑みます。
▽ http://www.seccon.jp/
▽ SECCON CTF 福岡大会(九州地区予選) : ATND
CTFは、「Capture the Flag(旗取り合戦)」の略で、セキュリティ技術を競うコンテストの総称です。競技は、ヨーロッパやアジア、オセアニアなど世界各国で行われています。セキュリティだけでなく、プログラミングや暗号、攻撃技術、防御技術、解析技術、ネットワーク技術など、幅広い知識や経験を問われるのが特徴です。
「第1回 SECCON CTF 福岡大会」は、九州工業大学の飯塚キャンパスで行われます。主催は、サイボウズ・ラボの竹迫良範さんを委員長とするSECCON CTF実行委員会です。同委員会は、開催の目的を「日本全体のセキュリティ技術の底上げと人材発掘・育成をはかる」と説明しています。
今大会では、学生のみで構成された「学生チーム」の他、特別枠として募集した「社会人チーム」「社会人・学生混合チーム」も参加する予定です。なお、表彰の対象になるのは学生チームのみとのことです。
出題されるジャンルは以下の通りです。
- ファイル解析(バイナリ)
- フォレンジックス
- ネットワーク
- トリビア
- Web
- プログラミング
- その他(OS、暗号など)
同委員会は、大会当日の一般見学について「現在のところ、残念ながら受け入れ体制が整っていないため、参加者以外の一般見学をお受けすることが出来ません」と記しています。また、今後の予定として「1年の内に4、5回の地方大会を実施したい」「全国大会を開催する(甲子園のように)」といった目標を掲げています。