Googleは4月9日(月)、「Google アートプロジェクト」に日本の美術館と博物館の収蔵作品が加わったと発表しました。国宝、重要文化財を含む567作品を新たに鑑賞できます。
▽ Google Arts & Culture
▽ Google Japan Blog: 日本の美術館・博物館がGoogle アートプロジェクトに初登場
Google アートプロジェクトは、2011年2月にアメリカとヨーロッパ諸国でスタートした、芸術作品をオンラインで鑑賞できるサービスです。2012年4月9日現在、世界40ヶ国にある30,000点以上の作品が鑑賞できます。
新たに加わった日本の美術館と博物館は、足立美術館(島根県)、大原美術館(岡山県)、国立西洋美術館(東京都)、サントリー美術館(東京都)、東京国立博物館(東京都)、ブリヂストン美術館(東京都)です。それぞれが所蔵する作品、計567点が、Google アートプロジェクトのページで見られます。そのうちの16点は国宝、51点は重要文化財です。
東京国立博物館に収蔵されている国宝「観楓図屏風」(狩野秀頼筆)と、足立美術館蔵の「紅葉」(横山大観作)は、70億画素の超高解像度で撮影しているとのことです。
東京国立博物館と足立美術館は、ストリートビューで美術館の内部を見られます。
YouTubeでは、館内や作品を撮影する様子が公開されています。