気象庁は5月31日(木)から、最高気温が35度以上になると予想される地域に向け、「高温注意情報」を発表します。2012年は、北海道と沖縄を含む全国が対象です。1週間の平均気温が平年よりかなり高い場合に発表する「高温に関する異常天候早期警戒情報」は、5月18日(金)から開始します。
▽ 気象庁|熱中症に注意/電力需給ひっ迫時の対応支援
▽ 平成24年度の熱中症対策に関する気象情報について(PDF)
高温注意情報は、気温の予測情報と合わせて、こまめな水分補給や適切な冷房の利用といった熱中症対策を促すための情報です。今年は昨年開始した7月13日より1ヶ月以上早い、5月31日午後5時以降から発表します。発表の条件は、翌日または当日の最高気温がおおむね35度以上になると予想される場合です。加えて、気象庁のサイトに主な地点の気温予測グラフを掲載し、熱中症への注意を呼び掛けます。
気象庁は節電の取り組みが行われた2011年から、熱中症への注意を呼び掛ける高温注意情報を開始しました。2011年は、電力不足が見込まれなかった北海道と沖縄が発表の対象から除外されていました。
また、1週間の平均気温が平年よりかなり高くなる際は「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表します。5月18日以降の5日~14日後が対象で、火曜日または金曜日に更新するとのことです。向こう1週間の予想最高気温が35度以上の場合には、「高温に関する気象情報」が発表されます。提供開始は5月25日(金)からです。