ルネサス エレクトロニクスと若松通商は6月19日(火)、電子工作を手軽に楽しむことを目的としたプロジェクト「がじぇっとルネサス」(がじぇルネ)の提供を発表しました。手のひらサイズの電子工作ボードを販売するとともに、専門知識がない人でも手軽にマイコン用のプログラムが作成できるよう、タブレット端末やスマートフォンに対応した開発環境を用意します。
▽ スマートフォンでも手軽に電子工作ができる「がじぇルネ」ソリューションをルネサスと若松通商が共同で提供開始 | ルネサス エレクトロニクス
▽ http://japan.renesas.com/products/promotion/gr/index.jsp
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がじぇルネで使用する小型の電子工作ボード「GRリファレンスボード」は、インターネットに接続したPCやタブレット端末、スマートフォンとUSB接続します。ルネサス エレクトロニクス製のマイコンを搭載し、イーサネットに対応。オープンソースハードウェア「Arduino」との互換性を持ちます。
種類は「GR-SAKURA」と、「GR-SAKURA」にLANコネクタ、USBホストコネクタ、DCジャック、MMCカードソケットを搭載する「GR-SAKURA-FULL」の2つ。価格はGR-SAKURAが3,680円(税込)、GR-SAKURA-FULLが4,940円(税込)です。発売日は7月27日(金)で、予約受け付けは6月19日からスタートしています。
がじぇルネのWebサイトでは7月27日から、Webブラウザ上でプログラムをコンパイルできるクラウド環境を無償で提供します。「GRリファレンスボード」をPCやタブレット端末、スマートフォンなどに接続してサイトにアクセスすると、プログラムの作成とコンパイルの実行ができるとのことです。また、スマートフォン向けに、「光る」「鳴る」などのアイコンを画面に表示して組み合わせることでプログラムを作成できるアプリが用意されます。