京都市上京区にある出町商店街のマスコットキャラクター「加茂川マコト」と、叡山電鉄(京都市左京区)がコラボした参加型イベント「えいでんでGo!Go!! 暗号を解読して加茂川マコトちゃんをさがせ!」が7月14日から9月2日(日)まで開催されています。実際に足を運んで“消えた加茂川マコト”を探してきました。なお、ネタバレ防止のため一部の写真を加工しています。
<謎を解きながら名所を観光!>
イベントの内容は、“夏休み期間中に出町柳駅の駅長を務める加茂川マコトが消えた”という設定のもと、目撃者が教えてくれるヒントと暗号を解き、マコト駅長の居場所を探すというもの。ヒントは叡山電車(以下:叡電)沿線の5駅と出町商店街の2ヶ所に隠されています。イベントのプロデュースは、加茂川マコトを生んだ地域活性プロジェクト「ことまきプロジェクト」が担当しています。
スタート地点は叡電の出町柳駅です。駅構内には、マコト駅長のポップや看板が設置されているほか、“加茂川マコト本人”による音声CMが流れています。
ホームには、加茂川マコトのヘッドマークを付けた車両が停車していました。ヘッドマークは、赤と青の2種類。イベント開催中、不定期で運行します。
駅の散策を終え、窓口でイベントの参加に必要な「叡電1day『マコトきっぷ』」(大人1,000円、子供500円)を購入しました。駅員に話を聞いたところ、京都や大阪、兵庫、千葉などからすでに100人近い人が参加しているとのこと。これは期待できそうです。
叡電全線の1日乗車券付き(C)Kunihiko Ishihara / KP
切符を手に取ると、左側に以下の情報が記されていました。
情報によるとマコト駅長は行方不明になる数時間前有名な某音楽アニメ作品の舞台になっていると言われる場所に行くと言っていたとの証言あり。
どうやらこれが最初のヒントのようです。切符を持って、目的の駅まで叡電で移動します。
某音楽アニメ作品の舞台になっている駅に到着しました。
参考画像
ホームできょろきょろしていると……ありました!
ヒントはマコト駅長のポスターと一緒に、駅の掲示板に掲示されています。加茂川マコトの友達が目撃者として、次の行き先の手掛かりと“暗号”を一文字教えてくれます。
ヒントをくれるのは加茂川マコトの友達。みんな美少女
叡電は、有名な書店「恵文社」がある一乗寺駅、ケーブルカーやロープウェイを乗り継ぐと比叡山山頂まで行ける八瀬比叡山口駅、川床や貴船神社で知られる貴船口駅、温泉や社寺がある鞍馬駅と、名所の最寄り駅として多くの観光客が利用しています。線路沿いには緑が多く、車窓を眺めているだけでも楽しい沿線。電車待ちの合間や休憩がてら、駅周辺をふらっと散策するのもオススメです。
鞍馬駅付近にある天狗と鞍馬寺
<ヒントは出町商店街にも>
ここでもやっぱり美少女
加茂川マコトの“本拠地”でもある出町商店街には、2つのヒントが隠されています。
また「マコトきっぷ」には、出町商店街6店舗の買い物優待券が付いており、優待を受けられるお店にはポスターが貼られています。加茂川マコトのイラストがプリントされたTシャツやフルーツ酢を使ったパフェなどを、通常価格より安く購入することができます。
すべての場所を巡って得た7つの文字の内、6つの文字を並び替えると、マコト駅長の居場所を示す言葉が浮かび上がります。
切符に付属する応募はがきに正解だと思う言葉を記入し、叡電の出町柳駅に設置されている応募箱に投函して、イベントは終了です。郵送での応募も可。正解者の中から抽選で30人に、加茂川マコトヘッドマークと同じデザインのミニマグネットステッカーが当たります。
<オリジナルグッズも販売>
叡山電鉄と出町商店街では、イベントの開催に合わせて、扇子や手ぬぐいなどのコラボグッズを販売しています。グッズは叡電出町柳駅と出町商店街の高橋盛香堂のほか、京都国際マンガミュージアム、扇子作りの老舗「白竹堂」でも販売されています。
扇子2,300円、手ぬぐい1,000円、ガマ口財布1,200円(すべて税込)(C)Kunihiko Ishihara / KP
いやあ、まさかあんなところにマコト駅長がいたなんて……。と、これ以上はネタバレになるので、残念ながら紹介できません。叡電沿線と出町商店街を巡る「えいでんでGo!Go!! 暗号を解読して加茂川マコトちゃんをさがせ!」、ぜひ参加してみてください。
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