独立行政法人「産業技術総合研究所」(産総研、AIST)は8月7日(火)、“つながりを用いたあたらしい音楽鑑賞”を目指す音楽視聴支援サービス「Songrium(ソングリウム)」のアルファ版を公開しました。ニコニコ動画に投稿されたVOCALOID楽曲を、満点の星空を眺めるように楽しむことができます。
▽ Songrium - つながりを用いた新しい音楽鑑賞を
▽ Songrium (@Songrium) | Twitter
Songriumにアクセスすると、動画を星に見立てた「音楽星図」という画面が表れます。星に見立てられた動画は、似た雰囲気の曲同士が近くになるように配置されています。
動画を選択すると、その曲に関連する「歌ってみた」や「踊ってみた」などの派生動画が衛星のように表示されます。派生動画リストを表示するボタンを押すと、それらの動画を一覧で表示できます。
ある動画と他の動画とのつながりは「矢印タグ」で見ることができます。「Pの次回作」「雰囲気が似ている」「アンサーソングと勝手に思ってみた」など、矢印タグはユーザーが自由に追加できます。
Songriumは、AISTのSongriumプロジェクトにおける研究成果として公開されています。研究目的での実証実験中であり、メンテナンスのための停止や動作の不具合が起こる可能性があるとのことです。