天体観測や実験などを通して科学技術に親しむ「第4回東京国際科学フェスティバル」が、東京都内を中心に9月8日(土)から10月8日(月)まで開催されています。料理と専門家のトークを楽しめるカフェや、お化け屋敷をモチーフにした物理イベント、40以上の科学映像作品を上映する映画祭など、さまざまな企画を各会場で展開しています。
▽ http://tokyo.sci-fest.net/2012/ja/index.php
東京国際科学フェスティバルは「地域の絆を世界の絆に」をモットーに、東京都内の大学や博物館だけでなく、神奈川や大阪などの施設でも開催します。イベントによっては、開催期間外に行われるものもあります。
みたか太陽系ウォーク実行委員会は、「まちなかサイエンスカフェ」を東京・三鷹で開催。「土星を巡る1時間」「金環日食・皆既日食」といった天文にまつわるプログラムを計5日間実施します。宇宙酔が企画するサイエンスカフェの“居酒屋版”「宇宙酔2012秋」には、元JAXA iの案内人で宇宙開発事業団(NASDA)出身の大山勝さんがゲストとして参加。参加者と飲んだり食べたりしながら、NASDAでの武勇伝などを語るそうです。
「科学のお化け屋敷」は、11月3日(土)と11月4日(日)に東京・三鷹の国際基督教大学で開催されます。お化け屋敷をモチーフに、触ろうとしても触れないお化けやしゃべる生首など、さまざまな物理トリックの展⽰と解説を行います。
国立天文台が共催する「第3回国際科学映像祭」は、9月30日(日)まで、日本国内の科学館やプラネタリウムなど54施設で開催されます。国内外のドーム映像作品や科学映像作品を上映するほか、スタンプラリーや講演会などを実施します。
このほか、ゲームやトーク、実験といったイベントが多数開催されます。参加方法や開催日などの詳細は、各プログラムの紹介ページへどうぞ。
▽ http://tokyo.sci-fest.net/2012/ja/event/index.php