突発的な活動を見せるのが特徴の「10月りゅう座流星群」が、10月8日(月・祝)午後8時ごろに極大を迎えます。2012年は13年周期で好条件になるという当たり年ではないものの、極大時は月明かりがなく放射点の高さも十分にあるため、観測しやすい条件が整っています。
▽ 10月りゅう座流星群
▽ 2012年10月8日 10月りゅう座流星群が極大
▽ http://www.sendai-astro.jp/observation/blog/2012/09/102012.html#more
10月りゅう座流星群は、かつてジャコビニ流星群と呼ばれていました。母彗星の軌道の関係で13年ごとに観測の好条件となり、最近では2011年にヨーロッパ方面で活発な活動が観測されました。
2012年の極大時は、月が昇る午後11時ごろまで月明かりのない良好な環境で観測できます。星が流れてくる放射点の位置は、こと座のベガと北極星の間にあたる北西の空45度付近です。仙台市天文台によると、極大時には1時間に5個程度の流星を観測できます。運がよければ、突発的な活動で予想よりたくさんの流星を見られるかもしれません。