活版印刷のイベント「活版、横濱 二〇一三」が、2月9日(土)と10日(日)に神奈川県横浜市で開催されます。東京を中心に愛好者が増えている“新しくて懐かしい”活版の魅力を、展示やワークショップなどで紹介します。
「活版、横濱 二〇一三」は、活版材料の販売や活字母型の展示などを行うイベントです。出展するのは、神奈川や東京で活動している活版印刷所やデザイナー、作家など。活版作家によるオリジナルの活版印刷物の販売や手動式活版機を使ったワークショップなども実施されます。
イベントを主催するのは、神奈川県横浜市で活版印刷用金属活字の鋳造販売を営む「築地活字」。同社はイベント開催のきっかけについて「東京を中心に湧き上がる活版の新しい可能性を横浜でも根付かせ、地元密着で発信していくキッカケになれば」としています。
開催日時は2月9日(土)午前11時~午後7時と、2月10日(日)午前11時~午後6時30分。会場は横浜市伊勢佐木町にある「りせっとcafe 伊勢佐木町店」で、ワンドリンクオーダー制。詳しくは下記の特設サイトでどうぞ。
▽ 活版、横濱 2014〜 活版、活版印刷のイベント、活版印刷のワークショップ。
活版印刷は活字を用いて印刷する凸版印刷の1つで、新聞や書籍などに利用されていました。写植やDTPなどの普及により取り扱い業者が激減していましたが、近年はリトルプレスで利用されたり、若手の活版作家が印刷物を制作したりと、徐々に見直されています。