地球外知的生命体の探査を行っているアメリカの非営利団体「SETI研究所」は、2011年と2012年に発見された冥王星の2つの衛星「P4」「P5」に付ける名前の候補を募集しています。締め切りは日本時間の2月26日(火)午前2時です。
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▽ http://www.seti.org/name-the-moons-of-pluto
冥王星にはこれまで3つの衛星が確認されていましたが、2011年と2012年にハッブル宇宙望遠鏡の画像によって、新たに2つの衛星「P4」「P5」があることが判明しました。SETI研究所は2つの衛星に固有の名前を付けるために、特設サイトで投票と提案の受け付けを開始しました。
冥王星の英語名プルート(Pluto)は、ローマ神話に登場する冥界の王から名前が付けられています。プルートは、ギリシア神話のハデスにあたります。これまでの3つの衛星「カロン(冥府の川の渡し守)」「ニクス(夜の女神)」「ヒドラ(9つの頭を持つ怪物)」も、ギリシャ神話やローマ神話、冥王ハデスと冥界の物語に由来する名前です。新たな2つの衛星も同様で、冥界の番犬「ケルベロス」や死の神「タナトス」などが候補に挙がっています。
候補より素晴らしい名前を思い付いたときは、専用のフォームから応募できます。フォームには名前と推薦理由を記入する必要があります。提案が受け入れられた場合、候補としてリストに記載されます。
SETI研究所は投票の結果を踏まえた上で、国際天文学連合(IAU)で衛星の名称を提案します。