マルコメは4月上旬から、出来たてのみそ汁を抽出できる小型サーバー「椀ショット 匠(たくみ)」の販売およびレンタルを開始します。機械上部からそのままタンクに給水できるほか、家庭用電源で稼働する手軽さが特徴です。1度の給水につき、50杯以上のみそ汁を抽出できます。専用の味噌パックは全9種類。サーバーの価格は18万9000円(税込)で、無償レンタルにも対応します。
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▽ http://www.marukome.co.jp/company/press/2013/spring/130207.html
マルコメはこれまで、1日に100杯以上のみそ汁を提供する店舗やレストラン向けの「みそ汁マシン」や、1日50杯未満の抽出に対応したワンプッシュ型みそ汁サーバー「椀ショット」を取り扱ってきました。今回新たに登場した「椀ショット 匠」は、同社が機器メーカーと共同で開発した小型サーバーです。ターゲットは、1日に50杯以上を提供するスーパーやビジネスホテルなど。家庭用の電源でも稼働するほか、従来のマシンで必要だった給水工事が不要なので、設置場所を選びません。
海外の飲食店などでもスマートに設置できるよう、スタイリッシュなデザインに
味噌パックは「信州白みそ」「いりこだし」をはじめ、新発売の「塩糀スープ」などを用意。同社によると、1杯あたり10~20円の原価でみそ汁を楽しめるとのことです。「のり・麩」「わかめ・とうふ」といった専用の具材も販売されています。
「椀ショット 匠」のサイズは、幅250mm×奥行400mm×高さ610mm。重量は15kgです。1日に50杯のみそ汁を提供する店舗などには無償レンタルも行います。同社によると、みそメーカーが機器メーカーと共同でサーバーを開発・発売するのは“みそ業界初”とのこと。これまでとは一味違う“匠”として登場した小型サーバー、みそ汁好きにはたまらないかも?