NHK・Eテレの工作番組「つくってあそぼ」が、3月30日(土)の放送をもって22年の歴史に幕を下ろしました。工作の先生「ワクワクさん」として出演していた久保田雅人さんは、自身のサイトで「ここまで続くとは、番組開始当初は、思ってもみませんでした。これも皆さんのご声援のおかげです」と番組の終了について言及。併せて、心に残った工作も紹介しています。
▽ 工作とは、命を与えることと知りました / □くぼたまさと・どっとこむ□
▽ http://www.nhk.or.jp/kids/program/tsukutte.html
「つくってあそぼ」は、身近なもので工作を楽しむ番組として1990年4月に放送を開始しました。最終回の放送を受け、ワクワクさんこと久保田さんはサイトにメッセージを掲載。視聴者へ感謝を述べ、22年続いた番組を振り返りました。工作については「いかにも自分が考えたようにやってきましたが、な~んも考えてません(笑)」と“暴露”しながら、作っていて印象に残ったものを語っています。
その1つとして、「積み木をセロハンテープでつなげるだけで作る工作」を挙げています。これは積み木同士をセロハンテープでつなげ、先端部分にたこ糸を付けると、積み木を動物のように動かせるというもの。貼り方1つでセロハンテープが「関節」になるという発想に、久保田さんは言葉で表せないほどの衝撃を受けたそうです。
最後に久保田さんは、今後について「私とゴロリくんは、不滅です、引退なんかしません!」と宣言。これからも工作の持つ素晴らしさを伝える「伝道師」として、全国を回るとしています。