インターネットに関するものを売買するフリーマーケット「インターネットヤミ市2」が、東京都新宿区の「カイブツ社」オフィスで開催されます。総出店者数は約70組で、自主制作アニメーションや読み終えたPDFデータなど、インターネットならではの商品を“直接”販売。各自で“お宝”を持ち寄るオークション「ヤミオク!」も実施します。開催日時は6月30日(日)の午後2時~午後8時です。
▽ インターネットヤミ市 2 - 「アベノミクス」と「買えゴミクズ」で踏める
インターネットヤミ市実行委員会が運営する「インターネットヤミ市」の第1回は、2012年11月に開催されました。第2回目の今回は、前回の1.5倍となる約70組が出店。データの流通・販売の新しいあり方を実現するとして、インターネットに関するものをフリーマーケット形式で直接売買します。闇市とはいえ、違法物や危険物は扱わない「明るいヤミ市」とのこと。第1回では、iPhoneアプリなどのソフトウェアや、キャッチコピーの作成といったサービスが販売されました。
第2回には、クリエイター集団「渋家」や、シェアハウスプロジェクト「ギークハウス」、インターネット音楽レーベル「マルチネレコーズ」、編集者の伊藤ガビンさんなどが出店。出品物の例には、インターネット考古資料やデザイン関連ダジャレ、裏URL、インターネットの気配、人間Siriなど、さまざまな“商品”が並んでいます。
オークション形式で商品を売買する「ヤミオク!」では、自身のインターネット生活を象徴するものから“誰得”なネタまで、何でも出品可能だそう。当日の飛び入り参加も受け付けるとしています。さらに、PayPalを利用してイベントのスポンサーを募集する「ヤミ献金」制度も実施。詳細はイベントサイトをどうぞ。