女優・土屋アンナさんの初主演舞台「誓い~奇跡のシンガー~」を製作するタクトは7月29日(月)、予定していた東京と兵庫での公演を中止すると発表しました。サイトでは理由について、土屋さんが舞台稽古を無断欠席したためと説明。しかし土屋さん側は「事実無根の内容にただただ困惑」としており、舞台の原案者もブログで「(製作側の)発表は全くのデタラメ」と言及するなど、意見が食い違っています。
▽ 誓い~奇跡のシンガー~
「誓い~奇跡のシンガー~」は、原因不明の難病を抱える“車椅子の路上シンガー”、濱田朝美さんによる自叙伝『日本一ヘタな歌手』(光文社)を原案とする舞台です。8月の上演を予定していましたが、製作側は突如中止を発表。舞台のサイトでは、土屋さんが8回の稽古のうち最初の2回以降すべて無断欠席したことが原因で、上演できなくなったと説明しています。
一方、土屋さんの所属事務所は、製作側の発表を事実無根だと主張。稽古期間中に原案の濱田さんから「本件舞台の台本を見てないうえ、承諾もしていない」という連絡を受けたとして、製作側に対応を求めていたところ、公演中止の決定に加え、損害賠償請求の書面が送られてきたとのことです。中止決定について事実関係を早急に調査し、進展があり次第報告すると記されています。
▽ http://www.officeama.com/news/2013/07/post.html
濱田さんは7月29日付のブログで製作側の発表に触れ、事態の経緯を説明しました。濱田さんが舞台の存在を知ったのは、舞台化の記者会見が行われる1週間前だったとのこと。舞台化の許可は出しておらず、台本も見せられていなかったそうです。主演の土屋さんに経緯を話すと、土屋さんは監督に掛け合い、濱田さんが舞台化を許可していないなら出演できないと伝えたとのこと。土屋さんの無断欠席を理由とした公演中止の発表に対し、「全くのデタラメで、これが真実です」と書いています。
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原案者である濱田さんの記述について、はてなブックマークのコメント欄には「本当だとしたらすごくひどい話だ」「土屋アンナはなんも悪くないどころかすばらしかったってことかな」「そもそもどういう経緯で舞台化の話が進行していったか主催者側は明らかにするべき」など、多くの意見が寄せられています。