天気総合ポータルサイト「tenki.jp」を運営する日本気象協会は10月31日(木)、大気汚染の原因の1つでもあるPM2.5(微小粒子状物質)が、日本の広い範囲に流れ込む可能性があると発表しました。予報によると、影響は数日間続くとのこと。このため、外出の際にはマスクを着用するなどの対策が呼び掛けられています。
▽ http://www.tenki.jp/forecaster/diary/kimutaka1003/2013/10/31/2591.html
中国では現在、PM2.5の影響とみられる大気汚染が深刻化しています。このPM2.5について、tenki.jpが10月31日(木)に発表した予報では、日本列島の広い範囲に飛散する可能性があるとのこと。飛来は11月1日(金)、11月2日(土)と続く見込みです。
PM2.5は、直径2.5マイクロメートル以下の小さな粒子です。人が吸い込むと肺の奥深くまで入りやすいことから、肺がんや循環器系への影響が懸念されています。このため、tenki.jpのコンテンツ「日直予報士」では、外出の際にマスクやメガネを着用する、洗濯物を部屋干しにするといった対策を呼び掛けています。
PM2.5の飛散予測は、tenki.jpが提供する「PM2.5分布予測」で3日先まで確認できます。飛散量は7段階の色で表示。オレンジ色に近付くほど多く(濃度が高い)、白色になるほど少ない(濃度が低い)傾向を表しています。
▽ PM2.5分布予測 - 日本気象協会 tenki.jp
▽ PM2.5の分布予測、日本気象協会の「tenki.jp」でスタート 3日先までの予測を公開 - はてなニュース