怪しいけれど効果は抜群? 三菱東京UFJ銀行のサイトトップに、同社の名をかたる不審なメールに気を付けるよう注意を促す案内が掲載されました。しかし「重要なお知らせ」の背景を飾る黒と黄のラインや、右から左に流れていく文章などは、普段の同社のサイトとは異なった印象を抱かせます。はてなブックマークには「逆に怪しい!」「文字スクロール懐かしいw」などの反応が集まっています。
▽ http://bk.mufg.jp/
三菱東京UFJ銀行によると、同社の名をかたってネットバンキングのパスワード変更を促すメールが、不特定多数のユーザーに送信されているとのこと。同社がメールでパスワードなどの入力を依頼することは「絶対にない」として、サイトのトップなどで“偽メール”に記載されたURLをクリックしたり、不審なサイトでパスワードを入力したりしないよう呼び掛けています。
同社は不審なメールに注意するよう促す案内を、サイトのトップページでも特に目立つ上部に掲載しました。点滅するアイコンや、黒と黄のしま模様で描かれたラインなど、異なるテイストのデザインを採用しているのが印象的です。中でも目を引くのが、右から左にスクロールしていく注意喚起の文章。まるで、文字をスクロールさせるHTMLタグ「MARQUEE」を使ったような見た目になっており、どこか懐かしさを感じます。
一度も止まらずにループしていく文章
はてなブックマークのコメント欄には、「銀行のトップページとは思えない外見やなwwそれだけ深刻なんだろうな…」「midiが足りない」「十数年前に作った○○のHOMEPAGEへようこそを思い出します」などの反応が集まりました。一方で「ネットバンクで一歩先んじている分、啓蒙がんばってる感」「目立つし話題にもなってるし、効果は抜群だ」とのコメントもあるように、注意の内容が強く印象に残ります。