フジテレビは開局55周年を記念して、石井あゆみさんのマンガ「信長協奏曲」をテレビアニメ、連続ドラマ、実写映画の3つで映像化します。アニメ版には、声優の宮野真守さんや梶裕貴さん、水樹奈々さんらが出演。ドラマ版と映画版で主演を務めるのは、俳優の小栗旬さんです。
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「フジテレビ開局55周年プロジェクト」として、月刊マンガ雑誌『ゲッサン』(小学館)で連載している「信長協奏曲」を映像化します。同一作品のアニメ化、ドラマ化、映画化が同時に発表されるのは初めてとのこと。
アニメ版は、同プロジェクトのために新設される新たなアニメ枠で放送されます。制作プロダクションは介さず、フジテレビが単独でシリーズ全話を制作します。監督はフジテレビのCGクリエイターの冨士川祐輔さん。役者が演じた実写映像をトレースする「ロトスコープ技法」と、最新のCG技術を融合させた、“新感覚のアニメ”に挑戦します。
主人公「サブロー」の声は宮野さん、「織田信長」は梶さん、「帰蝶」は水樹さんが担当。ほか、中村悠一さんや悠木碧さん、浅沼晋太郎さん、櫻井孝宏さん、杉田智和さんら人気声優が出演します。ナレーションは、ドラマ版と映画版で主演する小栗さんが担当します。アニメ版の放送は、7月スタートです。
ドラマ版と映画版では、小栗さんが一人二役で主人公の「サブロー」と「織田信長」を演じます。ドラマ版の脚本家は、映画「怪物くん」「妖怪人間ベム」などを担当してきた西田征史さん。ドラマ版の放送終了後に公開される映画版の監督は、映画「LIAR GAME」シリーズでメガホンを握った松山博昭さんです。ドラマ版は10月放送開始、映画版は公開時期未定です。
「信長協奏曲」は、戦国時代にタイムスリップしてしまった普通の高校生「サブロー」が、顔がそっくりな「織田信長」に代わり天下統一を目指す物語。「マンガ大賞2012」や「このマンガがすごい!2012」など、数多くの賞にノミネートされている人気作です。
- 作者:石井あゆみ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/09/25
- メディア: Kindle版